熱中症対策と夏バテ防止!

梅雨明けと同時に、災害級の暑さが続いていますね!
皆様、体調はいかがでしょうか?
今月は、熱中症対策と夏バテ防止というテーマで情報をお届けします。

「暑い・寒い」は、皮膚の温度受容器を通じ、脳が反応し視床下部と言われる場所から体温調節をするよう指示しています。
しかし、長時間、暑いところに居続けると、脳からの指令がうまく送られず様々な場所に異変が生じます。

※ 暑さから脳を守る帽子は本当に大切!

元々、からだにはたくさんの水分が含まれていますが、わずかな水分でも不足してしまうと脱水症となります。

特に、脳、消化器や筋肉は脱水症となると、からだに様々な異変をもたらします。

「暑さ」を感じると、皮膚から汗を出して、その水蒸気(気化)で皮膚の温度を下げようとします。

水分補給が十分でなかったり、からだに必要なミネラルが不足していると、からだに十分な水分を取り込むことができず脳や筋肉に必要な栄養分が不足して、症状の発症を早めてしまいます。

※ 水分を摂る時は、純粋なお水だけでなく、少しの塩分やミネラルを含む飲料の方が、体内に取り込みやすくなります!

外では、猛暑の影響による熱中症が危険ですが、室内に入ると、冷房により一気に涼しさを感じますね。

こうした状態を繰り返すことで、実は体温調節に関係している自律神経にも知らないうちに大きな負担をかけています。

どうしても冷たいものやのど越しのよいものを選びがちで、糖質過多+ミネラル不足となり、さらに胃腸機能が低下して栄養分も不足しがちとなります。

ミネラルや十分な栄養分がない中で、暑い夏を乗り越えようとしても、からだ正直!毎日のメンテナンスが行き届かず、疲れが溜まってしまいますね!

冷たい麺類や果物、ジュースやアイスなどの糖質がどうしても多くなるため、“糖質在庫”を残さないためにも、ビタミンB群の積極的な摂取がおススメ!

ビタミンB群は、細胞内の元気サイクルを回復させる働きがあり、「豚肉を玉ねぎやニンニク、生姜で炒めた料理」は疲労回復に最適です。

さらにミネラル!ミネラルは、水分補給の際、からだへの吸収に大きな役割を担っていますが、さらに細胞のキメを整える働きもあり、からだの修復でも重要です。

ミネラルをたくさん摂るには、少しずつでも「たくさんの品数」を食べることです。

様々なミネラルが手を取り合って力を発揮するので、まさにバランスの良い食事と言われるのは、たくさんの種類の栄養素を摂るためにということがわかりますね!