梅雨時期の健康対策

こんにちは!森々薬品の久野です。
まもなく梅雨の時期ですね。
今回は梅雨時期の健康対策をお届けいたします!
湿邪【しつじゃ】に注意!
過剰な湿気による変化を漢方では「湿邪」の影響と捉えます。
梅雨時期は、湿気が高くなることで、体の外側(体表)、関節、筋肉が侵され倦怠感や浮腫などを引き起こしやすくなります。
さらに、気圧の変化によって自律神経まで乱れやすくなり、からだの異変を感じやすくなります。

水分は「不足」も「摂りすぎ」もトラブルのもと
一般的に日本人の食事では、1日約1㍑前後の水分が補給できていると言われています。
1日2㍑の水分が必要と言われますが、その半分は食事から摂取できています。
梅雨時期は、雨も多く湿度も高いため、からだは潤っていますが、暑さでなんとなく水分を補給しがちとな
ります。すると、胃腸に水分が停滞し、さらに、水分代謝が弱くなることで、漢方では「水滞」⇒「水毒」と言われ、頭痛・めまい・むくみなどの症状が出ることがあります。


水毒って、なに・・・?
からだに余分な水分が溜まると、腎臓が水分調節を行うために頑張って働きます。
しかし、加齢に伴い腎機能が低下したり、なんとなく水分補給を続けたりすると胃腸だけでなく、細胞の隙間にも余分な水分が入り込んだり、必要な栄養素が薄まり、からだの修復が上手くいかなかったりして、様々な病気の原因を作ってしまいます。

「水毒」に陥らないための原則は、温かい物を少しずつ飲むことと、ふだんから、からだを動かす習慣をつけることです。
忙しくて運動する時間がない方も、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使ったり、電車やバスに乗るときはひと駅分歩くなど、日常の中に運動する機会を取り入れましょう。
また食事においても、温かい物やスパイスの利いた物を意識的に取り、汗から排出される水分量を少しでも増やすように心がけてみましょう!
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